なぜ完全個別指導?
PREMIUM個別指導英語塾「寺子屋」は定員1名の完全個別指導の塾です。なぜ個別指導にこだわったのかといえば、大手予備校で600名のクラスを教えていた塾長は、わずかな休み時間や授業終了後にほんの一部の受講生から質問や添削希望を受けていたのですが、物理的にきちんと面倒を見られるのは各クラス1名が限界だと感じていたからです。また、わからないことの質問や相談にくる積極的な受講生は全体の100分の1程度であり、大半の受講生はわからないところをそのままにしているか、相当な労力を使って自分で調べていることに気づきました。また、(全員とは言えませんが)チューターによる授業のフォローは、例えば私の授業の核であるRICが全然わかっていないまま指導にあたるので、かえって受講生の理解を妨げてしまったり、混乱を招いてしまうことがあり、歯がゆい思いをすることが多々ありました。何が言いたいのかと言えば、まず、講師が本当に親身の指導をするためには対象となる受講生が大人数では無理であるということです。そして、授業時間に質問に答え、あまり自分から発言できない生徒様でも随時習熟度をチェックできる。さらに、スタッフが一枚岩で生徒様に向き合っていく。それが「寺子屋」の姿であり、それが理想の教育です。
メディアの発達により、衛星授業やオンラインの授業が普及してきました。私自身、その商品(衛星授業講師)となり、商業的には成功したとも言えますが、肝心の生徒様の習熟結果は散々でした。なぜか?みなさんは好きなアーティストのライブに行ったことはありますか?また、そのライブのDVDやBlue-rayを見たことがありますか?確かにDVDなどは繰り返し見られるので、ライブ会場に行くよりいろいろな発見があるかもしれません。しかしながら、実はここに大きな問題点があるのです。「寺子屋」の授業はライブです。そしてそのライブは、たとえば入試対策を目標にしているのであれば試験までの日にちを逆算してカリキュラムを組んでいます。つまり、たとえ難しくてもその日の授業はその日に理解しなければ間に合わないのです。それが(講師の力量をを前提として)1対1の個別指導ならば可能です。DVDを繰り返し見て楽しんでいる時間の余裕はありません。衛星授業やオンラインの授業は直接質問等ができないという欠点以上にスケジュールの管理が極めて難しいのです。商業ベースで考えれば、教育産業にとってこんなに「おいしい」話はありませんが、一度開発した(一度だけ投資した)商品のアップデートを怠るため、商品は「活きた教材」とは言い難いものであり、また、受講生を「育む」など頭の片隅にもありません。これから流行るであろう英単語でたとえれば greenwashingそのものです。(2023段階ではまだ入試用の単語ではお目にかかれないと思います。SDGsにおいて「環境に優しいことを装う」という意味です)人のぬくもりは教育心理学の視点からもこれ以上の教育効果はありません。それ以前にDVDよりライブの方が楽しいですよね。
生徒様、親御様にご理解いただきたいのは、これから先、英語は単なる学校の必修教科や入試における受験科目ではなく社会を生き抜いていくうえで必須になるということです。すでにオフィスでは英語以外をコミュニケーション手段として禁じている企業さえあります。出題傾向が定まったとは言えないかもしれませんが、新たな大学入試共通テストが施行され、そこでは「寺子屋」が習熟度の確認のための短期目標としている英検が大きな影響を与えております。具体的には是非の議論は置いておいて、思考力よりも情報収集能力を問うテストです。対策としては常にグローバルな視点から世界基準の情報を集めるトレーニング、短絡的には日々英字新聞に触れたりBBCやCNNなどを視聴してみるのがよさそうです。ただし、それ以前の初等英語力なしに、またメディアの情報を鵜吞みにしてしまうような状態では難しいトレーニングです。「寺子屋」ではこのようなトレーニングを主体的に行える下地を作ります。リベラルアーツの理念に基づき、readingやwriting中心の従来の英語力を習得するのはもちろん、その学習過程から英語を通じたコミュニケーション能力、主にlisteningやspeaking(高校入試では必須になりつつあります。speaking skillのトレーニングにおいては1対1の教育環境に勝るものはないことは言うまでもありません)技能を効率的に学べる環境、すなわち完全個別指導の体制を整えております。語学は、特に音声の観点からは早く始めれば早く始めるほど習得が容易です。「寺子屋」では英検をそのステップとして利用していきます。塾生は当たり前のように小6で英検2級を取ります。しかしながら英検は英語による情報収集能力試験の側面が濃いので、「寺子屋」では常に講師と塾生が様々なトピックを議論することにより「本物の思考能力」の養成も同時に進めております。どうか、視点を将来に向けて、英語というグローバルなコミュニケーション手段とコミュニケーションを行う上で必須になる基礎的な教養を「寺子屋」で身につけてください。志さえ持っていてくだされば、自信をもってお預かりいたします。
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